カテゴリ:医療関連のメモ( 8 )
藤田保健衛生大学病院 脳神経外科

1981年に早くも脳疾患の血管内治療を名古屋大学医学部附属病院で成功させたパイオニアであり、この治療の最前線でリーダーを務めてきた根来眞教授が率いるの藤田保健衛生大学病院の脳神経外科は、常に情報収集を怠らず、最新の治療器具を採り入れることで国際的にも遜色のない治療体制を整えています。


カテーテルを用いて血管を通じて脳にまでアプローチを行い、脳や脊髄の血管病変を治療する脳血管内治療は病変が脳の深い部分にある場合やほかの病気を合併している場合、患者が体力のない高齢者などに対して特に有効な手技となっています。


脳実質や病変部に与える影響が少ないことから、現在は顕微鏡を用いた外科手術と方を並べるほどの成果を導いています。治療に伴って起こる脳機能障害を予防できるため、手術後の社会復帰が速やかに行なえる点でも優れています。未破裂脳動脈瘤、無症候性脳梗塞などをいち早く発見するためには脳ドックの検査を活用するのも一つのポイントです。受診の際には、万が一異常が発見された場合に、治療体制の整った医療機関、専門医を紹介してくれる、あるいは自前の医療機関にスタッフが揃っているところを選ぶようにしましょう。


血管内治療が有効なもう動脈瘤には、カテーテルを通して脳動脈瘤内に柔らかいプラチナ製コイルを充填します。同院はこの治療で国内トップクラスの実績を誇ります。新型コイルの導入で、最近は難治性の大型脳動脈瘤の治療にも対応できるようになりました。


脳梗塞には、カテーテル先端に取り付けたバルーンで血管の狭窄部を広げたり、ステントを埋め込んだりする血管形成術を行っています。同院では、3次元CTを駆使して血管の様子を確かめながら同時並行的に処置を行います。脳梗塞の緊急手術のように一刻を争う場合も、迅速に対応できるのは大きな利点です。


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by doctor_job | 2011-11-21 21:24 | 医療関連のメモ
兵庫県の看護師の2交代制夜勤

看護師の16時間にも及ぶ2交代制夜勤が全国の病院で放置されているのも、変形労働時間制の弊害があります。週労働時間が平均40時間以内であれば、残業手当を支払うことなく1日の労働時間を必要なだけ長くすることができるため、1日16時間の夜勤がまかり通ってしまうのです。

労働基準法でも、第32条で1日8時間以内の労働となっていますが、夜勤は深夜0時で日付をまたぐため、1日8時間労働が0時を境に2日に渡って行われるため、違法とはならないというカラクリです。しかし、16時間もの労働は、例えデスクワークでも疲弊するのは容易に想像がつくはずなのに、まして医療現場での看護師は命を扱う立場です。これを容認してよい理由がありません。

看護師の夜勤時間の規制について、病院側は「規制があるから、夜勤を3人、4人にしたくても72時間を超えてしまい、できない」といいますが、それは詭弁に過ぎません。看護職員数を増やさずに夜勤人数を増やせば、1人あたりの夜勤回数が72時間を超えるの当たり前です。総看護職員数を増やしたうえで、夜勤人数を手厚くすれば、72時間ルールには抵触しません。

院内に保育所を設けたり、夜勤なしの勤務形態を導入したり、採血や注射などの技術研修を行い兵庫県 看護師 復職支援に力を入れる病院・クリニックが増えてきました。結婚・出産でブランクのあるナースの方は是非利用してみてください。


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by doctor_job | 2011-09-13 12:38 | 医療関連のメモ
国民医療費の抑制と医師不足のジレンマ

バブルの崩壊以降、失われた10年の陰に隠れて、特に医師の不足問題をはじめとする医療問題は表立って議論されることは余りありませんでした。さらにリーマンショックによる世的大不況が追い討ちをかける現在、政府は国民医療費の伸びをなんとしても抑制したい。そのための諸策を次々に打ち出しています。これと平行して医師数も現状維持との思惑を見せていました。

しかし、医師不足問題に対するマスコミの追求が激化する中、政府も重い腰を挙げ、方針転換の必要性を認めつつあります。

客観的に見れば、日本の人口1000人あたりの医師数は、OECD加盟国の平均値以下、すなわち30か国中の27位(韓国は29位)であり、やはり絶対数が不足していると考えてよいでしょう。

2004年から全国で新たに始まった新臨床研修制度が原因で、従来機能していた医師派遣(教授の指示で医師が医局から地方や僻地に派遣される制度)が消滅し、医師不足問題に拍車をかけたとの見方もあります。

いずれにしても医師増員の恩恵が受けられるようになるまで最低でも10年の年月は必要とされています。限られた医師数の中で、全国の医療機関はどのように各診療科に必要な人員を確保するかが課題となっており、女医への支援策や残業を無くすための施策を導入するなどしてアピールに務めています。


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by doctor_job | 2011-09-09 21:05 | 医療関連のメモ
慢性閉塞性肺疾患の薬

厚生労働省の統計によると、慢性閉塞性肺疾患(COPD)で死亡した人の数は約15,000人で、年々増加しています。COPDはタバコを長年に渡って吸い続けた人に多く発症する病気で、喫煙者が大きく減っていないことから、この先も増加傾向は続くと思われます。

COPDで最初に用いられるのは気管支拡張薬です。この薬は気管支を広げて空気の通り道を広げることにより症状を和らげる働きがあります。さまざまな種類がありますが、重症度に応じて段階的に薬を増やして組み合わせていきます。吸入器を使って口から吸入するタイプのほか、飲み薬や貼り薬もあります。

そのほかでは、炎症を抑えるステロイドも用いられます。三期の重症以降の患者さんで、増悪をくりかえすときに用います。ステロイドは副作用がおきやすいので、原則として吸入タイプのものを使用します。

痰がしつこい場合には、去痰薬で出しやすくします。COPDでは粘り気の強い痰がなかなか切れず、苦しい思いをするケースが少なくありません。飲み薬のほか、吸入薬や注射もあり、症状が強い場合にはそれらが使用されます。


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by doctor_job | 2011-03-09 13:09 | 医療関連のメモ
薬剤師も勉強になる「患者向け医薬品ガイド」

医薬品や医療機器に添付される文書、使用上の注意や重要事項が記されているものを添付文書と言います。使用法や紅葉、そして副作用を知るうえで非常に重要な情報源となります。

しかし添付文書は、医師などの医療関係者向けに作られているため、専門用語が多く、一般の人には分かりづらい内容になっています。このため、厚生労働省の指導により、専門用語を平易な言葉に置き換えるなどして、添付文書が一般向けに作成されました。これを患者向医薬品ガイドといい、医薬品医療機器総合機構のホームページから閲覧することが出来ます。

薬の名前を入れて検索すると、薬の作用、注意点、用法・用量、副作用、保管方法などについて詳しくすらベルことが出来ます。患者さんから薬に関する相談を受ける機会の多い薬剤師が見ても非常に勉強になります。調剤薬局やドラッグストア、病院へ転職をお考えの薬剤師 平均年収やアルバイトの時給を掲載しています。最近は製薬メーカーへの転職を希望する方も増えているようです。


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by doctor_job | 2010-12-26 09:58 | 医療関連のメモ
GOT・GPT、ガンマGTPは肝機能障害の検査

私たちが毎日の食事で摂る脂肪は腸で脂肪酸に分解されて、肝臓に送られます。しかし、糖質や脂質の過剰摂取で肝臓に送られる脂肪酸の量が増えると、脂肪酸から作られる中性脂肪が肝細胞に溜まってきます。健康な人の肝臓には3%程度の脂肪が含まれていますが、10%を超えると脂肪肝と呼ばれる状態になります。

脂肪肝の原因の多くはお酒の飲みすぎ、栄養の過剰摂取、運動不足などです。そのため、治療は食事両方と運動療法が基本となります。脂肪肝自体は病気ではありませんが、放置しておくと肝臓の機能が低下し、肝炎になることもあります。

肝機能のチェックはGOT・GPTγ-GTPなどの血液検査が一般的です。特に後者はアルコール性肝障害にいち早く反応するため、飲酒習慣のある方はこの数値に気をつけたほうが良いでしょう。


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by doctor_job | 2010-12-23 19:03 | 医療関連のメモ
心筋症

心臓の筋肉が極端に厚くなったり、薄くなったりして、心臓の機能が低下し、動悸や息切れ、呼吸困難などが起きる病気が心筋症です。20~40歳代の男性に多いのが特徴で、健康診断の胸部レントゲンや心電図の検査で発見されるケースがほとんどです。

原因不明の病気で患者数も多くないことから、治療法が確立されていません。しかし適切な治療を行えば、入院せずに生活や仕事を続けることができます。基本は過度な運動や仕事、ストレスを避けることで、症状によっては利尿剤や血管拡張剤が投与されることもあります。

心筋症は種類(肥大型・拡張型・拘束型)によっては特定疾患となり、医療費の助成が受けられますので、病院の窓口などで問い合わせてみましょう。修学旅行や一般ツアーの参加者の健康管理を行う旅行付添看護師(ツアーナース)で働きたいという看護師が増えています。


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by doctor_job | 2010-12-22 10:33 | 医療関連のメモ
飲酒習慣がない方も肝臓の病気に注意

最近、ニュースや新聞等でNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)やNASH(非アルコール性脂肪肝炎)という言葉を目にする機会が増えてきました。過剰飲酒や肝炎ウイルスの感染、薬剤の服用などがないにも関わらず健康診断で脂肪肝(肝臓に脂肪が蓄積した状態)と診断された人がNAFLDに該当します。

NAFLDは単純性脂肪肝から脂肪肝炎、肝硬変までを含む広い疾患の概念で、NASHもここに含まれます。多くの患者は無症状ですが、食後の眠気、夕方の倦怠感、肝臓の部位の痛みなどを訴える人もいます。NAFLDはメタボリックシンドロームを肝臓に当てはめたものと考えられ、腹囲や血圧、脂質、血糖のメタボ基準値を満たしている人が多いとされています。

単純性脂肪肝が怖いのは、一部がNASHに移行して、肝硬変や肝がんに繋がりかねたいからです。NASHになると、肝臓の線維が蓄積し、それが高度化すると肝硬変になります。さらに進行すると腹水や黄疸、感染症、食堂動脈瘤などの症候が出現し、肝がんが発生することもあるのです。

NAFLSやNASHの治療の原則は「食事の改善と運動、節酒、規則正しい睡眠」です。生活習慣が改善できない場合は、EPL錠(一般名:ポリエンホスファチジルコリン)という肝臓での脂質代謝改善薬や、肝臓の酸化ストレスの軽減が期待されるウルソ(一般名:ウルソデオキシコール酸)という薬が投与されます。

脂肪間は正常に戻ることもありますが、NASHになると正常に戻すのは困難です。普段から肝臓の状態に気を配る必要があります。


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by doctor_job | 2010-12-21 19:22 | 医療関連のメモ